カルデラ

先日「鬼界カルデラが破局噴火をしたら最悪1億人が死亡」みたいなニュースを見たような気がするのですが、ここ南九州の地には鬼界カルデラだけではなく、度々南九州を焼き尽くした実績を持つ巨大カルデラがゴロゴロしています。

目の前にある桜島を含む錦江湾北部もそんなカルデラの一つです。
カルデラ

この辺りのカルデラが一つでも破局噴火をすると、数時間のうちに南九州が壊滅、日本中に火山灰を降らせ、地球の環境にも影響を与える。という事態になってしまいます。

もっとも噴火の周期は数万年単位で、今後100年間の噴火の確率は1%程度のようですけどね(´∀`)
各カルデラの直近の活動は大体こんな感じのようです。
・加久藤カルデラ 30万年前
・姶良カルデラ 2万9000年ー2万6000年前
・阿多カルデラ 8万5000年前(池田湖が出来たのは約5500年前の大噴火)
・鬼界カルデラ 7300年前(南九州の縄文文化壊滅)
もう少し北に行くと阿蘇カルデラ(9万年前)もあります。

因みにアメリカのイエローストーン辺りの規模になってくると、噴火=人類滅亡の危機と言われています。
スケールの大きい話です。

こういう破局噴火の話では、死都日本という小説が面白かったです。
まさに南九州の地、加久藤カルデラと宮崎県が舞台。ご興味の湧いた方は是非。

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